「変身」読んだ
フランツ・カフカの「変身」を読んだ。
電車やバスの暇な時間帯にKindleを使って流し読み。KindleはiPad、iPhoneにもアプリとしてあるからKindleシリーズをあえて買う必要はない。Amazonの電子書籍のページでアカウントを登録すれば誰でも使えるみたい。
最新のコミックからむかーしの文学作品までそろっていて、版権が切れていれば無料でダウンロードできる。ということで20冊分くらいダウンロードした。
ダウンロードしたのは「坊ちゃん」とか「阿Q正伝」なんていう名前は聞いたことある作品が多いのかな。時間があるときに読もうと思っていて、ページも少なかった「変身」から読み始めた。
「変身」は布地販売員のグレーゴルが主人公。朝起きると彼の体はどでかい虫になっていた…なんて感じで始まる。虫になったグレーゴルの考えと彼の家族(父・母・妹)+女中のグレーゴルに対するやりとりが主になってる。
なにが「変身」なのか
結局俺はわからず終い。まさかグレーゴルが虫になったことが変身だなんてことはないだろ。
そういえば人から虫になる正義のライダーさんがいたっけ。あれは変態らしい。
作品中で変わったのは
- グレーゴルの容姿(人から虫)
- 家族のグレーゴルへ対する態度(頼れる存在から邪魔者扱いへ)
- 家族の生活(グレーゴルを匿いながら生活)
- グレーゴルの死による家族の精神的解放
- 妹の様子(グレーゴルの死の後に変わっていく様子が少し書かれてる)
気づいた、というか覚えてるのはここら
変わってないのは
- グレーゴルの家族に対する思い(自分が家族を養っていくこと、家族への愛)
あとは忘れた。
結局何がなんだったのかわからなかったけどなんだか見てて希望もクソもなくて面白かった。もう一度じっくり読んでみたい。